(医療関係者向け:コンテンツです。)
69歳。男性。
糖尿病予備軍に対するある治験(薬名は明かせない)は、体重も減らして、HbA1cは、6.2%と自己ベストまでいっていた。その時は体重は、65.9kg。
治験をしている間は頑張っていた。
今は、治験を離れて、3年経ち、気持ちが緩んでいる。HbA1cも、7.5%もあがっているし、体重も、SGLT2阻害剤を服薬しているが、かえって、増えている。69.1%になっている。
SGLT2阻害剤だけ服用していると、食欲があってね。抑止力がきかないね。
自粛もしているし運動不足なのに、食欲がでる。
結局、体重は増えて、血糖コントロールは悪化し、むしろ、糖尿病の発症を早めているような感じでもある。
なぜならば、以前はHbA1cは6.3%だったものが、SGLT2阻害剤を追加したら、67.8kgから、69.1kgとなり、食事の全体量は増えて、体重も増加。血糖コントロールは悪化。
つまり、健康状態の人に、むやみに、SGLT2阻害剤を処方すると、食欲が亢進し、体重が増えて、血糖コントロールも悪化し、糖尿病発症を誘発する可能性があります。
やはり、こういう時には、GLP1の追加が必要となります。
カナグル、フォシーガを処方している美容系医師、美容系クリニック、都内の正体不明の糖尿病専門医が監修している、なんでもクリニック、すべて、こういうクリニックをみつけたら、すぐに、「藪医師」と思って、そのサイトから、立ち去ってください。
むしろ、ダイエット用と称して、SGLT2阻害剤を処方している医師こそ、「藪医師」の証拠を示しているので、わかりやすいです。
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(GLP1.netでは検索ができます。)
(GLP1.netでは検索ができます。)
匿名です。実話です。これから将来性のある力士さんのお話です。
(ご本人の同意をえて、記載しています。)
当院に来院する前までは、
インスリンが110単位を注射していたのに、
HbA1cが高くて、痩せていた。
以前の糖尿病専門医は、インスリンを、どんどん増やして、メトフォルミンしか使っておらず、しかも、昼と夕方とかなどの、時間帯も考慮していなかった。
ところが、当院にきてからは、
今では、GLP1治療を加えたことで、
インスリンの単位は、1日60単位になり、かつ、糖尿病のちょっとした内服治療の変更だけで、HbA1cは、どんどん下がっている。
体重は10kg、増えた。
このように、お相撲とりさんには、GLP1を上手に利用することで、血糖値はさげ、血糖コントロールに成功した。
その結果として、GLP1は減量目的ではなく、体重を増やす事を目的として利用し、10kgの体重増加に成功した。力もついてきた。
食欲は、GLP1が追加されたことで、あるけど、食べないですむという感覚で、自制できている。
食事を食べないようにと注意しているのにも関わらず、1か月半で体重が10kg増えた。
やっぱり、GLP1は、「食欲ホルモン」であって、「痩せホルモン」と、呼ぶのは、完全に、間違っています。こういう事を、しっかり証明することがサイエンスです。
とはいえ、これだけ、優勝力士の担当医だったり、沢山の相撲さんを診察していると、
相撲さんの糖尿病の治療は、私は、かなりベテラン医師になったようです。
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