最近のニュースにタイトルのような記事がありました。 ダイエット成功者に聞いた!「痩せてよかった」と心から思ったこと5つ - Peachy - ライブドアニュース 1.写真写りが格段に良くなった。 (太っている時の写真って見たくないものです。) 2.服を選ぶことが楽しくなった。 (昔の服を着れた... 続きをみる
2019年11月のブログ記事
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加藤まり先生が、サクセンダ(リラグルチド)の専門家であり、今後、GLP1外来を担当していただきますが、加藤先生が、注射を開始するのは、ご自身の誕生日から(今月中)だそうです。つまり、お誕生日に、最後の晩餐をして、それからダイエットを始めるという算段です。(とはいえ、加藤先生は、そもそも、今は太って... 続きをみる
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本日が初めての、加藤まり先生の外来の告知になります。今日、明日と、加藤まり先生シリーズが続きます。 本日が告知最初日ということもあり、初日、12月2日、来週月曜日午前の外来は、今はガラガラです。予約は取り放題ですし、1回の診察に30分以上であっても大丈夫なくらい空いています。 それに反して、私(鈴... 続きをみる
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入江先生のグループでは、ビクトーザ、サクセンダ、つまり、リラグルチドを使って、脂肪肝を改善するメカニズムを研究されています。女性にとっても、気になる脂肪肝!。その研究論文の共著者にも、加藤まり先生は、名前をつらねています。 脂肪肝にお悩みの女性のかたは、ぜひ、加藤まり先生に、一度、ご相談されてみて... 続きをみる
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腸内細菌は、慶応大学病院の肥満外来を行っている入江先生グループの研究テーマです。加藤まり先生は、入江先生の後輩、部下で、そのグループの一環の中で、リラグルチド、つまりビクトーザやサクセンダの研究をされていました。 ですから、腸内細菌のスペシャリストグループの一員でした。今は大学を離れて独立されてお... 続きをみる
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加藤まり先生の研究テーマは、動物実験を使った ビクトーザとメトフォルミンとが、腸内細菌に及ぼす影響、だったそうです。 くしくも、ビクトーザ(リラグルチド)は、投薬量が2.4mg以上のサクセンダになると、国際標準の抗肥満薬です。 一方で、メトフォルミンは、アメリカではオフラベルで最も頻繁に利用されて... 続きをみる
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加藤まり先生(12月から月曜日午前担当)の紹介の続きです。 なぜ、月曜日午前中に女性医師のGLP1ダイエット外来を考えたのか。。。 その答えは、加藤先生が、小さな子供さんのお母さんだからということもあります。 つまり土日は子供たちの世話だけで大変!ようやく月曜日午前になって、ほっと、一息という主婦... 続きをみる
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12月より月曜日午前担当の加藤まり先生について少しご紹介をします。 加藤まり先生は、昨年、ベル麻痺になりステロイドの大量投与をうけました。その時に、ステロイドの副作用で体は、マルマルになり、ぶくぶくと太ってしまったそうです。せっかくの美貌が、、、肥満によって壊れた。という経験をもっておられます。 ... 続きをみる
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GLP1.comというドメインは、かつては、世界中のGLP1研究に携わる医師や研究者たちが、みんな一度はアクセスしたことがあるドメイン名でした。 私も、最初に、GLP1に関係した講演を聞きにいった時に、海外から招待される医師たちの、ほとんどが講演の後に、「参考文献などは、GLP1.comにあるから... 続きをみる
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Fasting(ファスティングダイエット)と、Starvation(断食ダイエット)があります。つらいです。その中間は、Intermittent Diet (ファスティングと断食ダイエットを、交互に繰り返して、時々、交代するような中間的なダイエット)というダイエットもあります。(下記動画参照) サ... 続きをみる
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日本人において既に治験第2相aまで終了している薬剤があります。CotadutideというGlucagonーGLP1受容体作動薬です。治験名は、MEDI0382.内容は2019年、欧州糖尿病学会、バルセロナで発表されました(EASD,2019,768)。当然、この内容は2019年3月の投稿締め切り前... 続きをみる
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GLP1ダイエットを継続して、運動をしていると、除脂肪筋肉量の割合が増え、脂肪が減ります。体積としては脂肪が多いので、見た目は痩せるのですが、体重の重さは変わりません。脂肪を減らし筋肉がついている間は体重は減らないので、あたかも停滞期にはいったかのような錯覚に陥りますが、身体のサイズは小さくなって... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 この内容も、GLP1ダイエットが始まる前は、このような傾向がいわれてきました。今は、サクセンダを注射しているのであれば、昼と朝はしっかりとる、というのは、そんなに、強制的ではありません。1日1回なら、夕食を1回で、1200キロカロリーを食べて、その他は、食べないと... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 この記事は、GLP1ダイエットが見つかる前の内容です。サクセンダを注射しているのであれば、食事回数を増やしましょうとは言えません。食事回数は自然に減ります。1日2回という人も増えますし、本当に食欲がなくて、食を楽しみたい人は、1日1食でも、大丈夫です。 Q21 1... 続きをみる
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今日、主婦の友社から、「原稿料・印税等料金のご案内」が届いていました。外食カロリーBookの、27版が決まったそうです。発売してから、25年以上もたって、まだ売れ続けています。印税も振り込まれてました。いい書籍は長年、残るものなのですね。 同じくGLP1ダイエットも、真面目にこつこつとやっていれば... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 Q19 そもそも「ダイエット」ってどういう意味なのですか? A ダイエット(diet)という言葉は、ギリシア語diata(生き方)を語源としています。 本来は「日常の食べ物」という意味で、特に健康を維持するための規定食をさしていました。 規定食というのは、糖尿病や... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 Q18 肥満はなぜ悪い?どんな病気につながるのですか A 太っていると体の動きが鈍くなり、疲れやすくなります。余分な脂肪組織もしっかり養わなければならないため、心臓にも大きな負担がかかり、動悸や息切れ、めまいなどの症状があらわれてきます。 こんな状態が長く続くと、... 続きをみる
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貧乏人ほど肥満が多い、というのは本当ですか? - Quora これらのQuoraの記事には、痛烈な批判が多いです。 外食をみると、安いものは炭水化物がおおくなります。 貧乏な人ほど、安い外食や家でもご飯やラーメンなど炭水化物で空腹を満たしている場合が多ければ肥満が多くなると思います。 アメリカでも... 続きをみる
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皆様のお声で、予約がとりにくなって困る、というご意見が増えてきました。その問題を解消するため、鈴木院長だけの外来では手狭になってきています。 これより、加藤真理医師(糖尿病専門医、慶応大学の後輩、慶応大学医学部卒業女子)が、12月より月曜日午前を担当し、GLP1ダイエット外来を担ってくださる事にな... 続きをみる
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アメリカ糖尿病学会(サンフランシスコ、ADA)での、ひとつのエピソードです。 講演終了後、さっそく、Daniel S Hsia MD(医師)に、質問をしてみました。 https://www.pbrc.edu/research-and-faculty/faculty/?faculty=4556 サ... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 Q12 筋肉がたくさんある人は太りにくいって、ほんとうですか? A ほんとうです。「筋肉の多い人」を、ここでは、ふだんから運動をしていて筋肉がよく発達していると同時に、体のさまざまな働きが活発な人と考えます。 このような人は、じっとしているときでも基礎代謝が高... 続きをみる
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アメリカ糖尿病学会(2019)の発表を再度、紹介します。(ADA 2025−P) 当院で火曜日午前外来担当の入江先生は、腸内細菌叢の専門医です。このタイトルをみて、さっそく入江先生に連絡しなくては、と思いました。 確かに、ゼニカルを服用すると、お腹の調子が変わったと、おっしゃられる受診者のかたが、... 続きをみる
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昔から、ダイエットが成功すると、人づきあいが悪くなると、いわれていました。 周囲からの妬みもおこるし、特に若い女性が、自分だけ痩せていくと、周囲は心配してくれていながら、羨ましいという気持ちも、できてきて友達が減っていくとされていました。女性の場合、ダイエットして痩せると友達が減る、というのは、従... 続きをみる
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母親につづいて、父親の話をします。 Paternal sperm DNA methylation associated with early signs of autism risk in an autism-enriched cohort. 2019年、アメリカ糖尿病学会での発表でした。 父が... 続きをみる
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たまたま、自宅に海外からホームステイのため子供さんが来日。どういう理由か、I型糖尿病をもっていて、それで私のもとなら安心かと、相手側のご両親が考えたのかもしれません。 さて、I型糖尿病とは?と彼に、娘が質問したところ、答えは、I型糖尿病は、予防ができない糖尿病、II型糖尿病は、予防ができる糖尿病。... 続きをみる
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なぜ、臨床現場で多忙な医師が、そんなにブログに記事を書いているのですか?そう思われる読者の方が多いかと思います。でも、医師は基本科学者であり、ノーベル賞を目指している同級生もいるからです(慶応大学医学部の同級生の中にも2人は目指しています)。医師としてのモチベーションは受診者の皆さんに、健康になっ... 続きをみる
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Apple Watch 5 のDexcom社の「アプリ」をダウンロードすると、CGM (Continuous Glucose Monitoring ) ができます。もう、フリースタイルリブレだとか、食後高血糖についての議論をしなくてよくなりそうです。これを通信で、オンラインで送ってもらったら、糖尿... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 Q10 便秘すると太るってほんとうですか A 例えば1週間ほど便秘すると、かなりの量の便が腸内にたまります。便秘が解消して、この便が排泄されれば、当然体重は便の分だけ減ります。 とはいっても、肥満の定義からすると、便がたまったからといって太ったことになりませんし、... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 Q9 太りやすい体質というのはあるのですか A 太りやすい体質というものはあるようです。Q7でお話しした赤ちゃん時代の増加もそのひとつといえます。また、消化器官が強く、栄養の吸収が人並み以上に良いという体質を親から受け継いでいる人も少なくないでしょう。 さらに、体... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 Q7 子どものときに太っていた人はやせにくいって、ほんと? A ほんとうです。脂肪組織はたくさんの脂肪細胞からできています。 人の一生を通じて、脂肪細胞の増える時期が、次に示すように3回あると考えられています。①妊娠末期の胎児(妊娠中、母親が必要以上に太ると、胎児... 続きをみる
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「 最後のダイエット 」の 連載 Q6 親が太っていると遺伝で子どもも太りやすくなるのですか A 肥満の遺伝については、さまざまな学説があります。太った両親の子どもが、太っている場合もときどき見かけられることもあって、一般に肥満は遺伝すると受け止められがちではあります。 しかし、このように親と子の... 続きをみる
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スリムなモデルを通じて、痩身コースという名目でGLP1を販売しはじめる美容系クリニックが増えてくる、そういう時流になってきています。そうなると、本当に本当の医療活動をしている医師は誰?と思う人が増えるのではないかと思います。 以前は、「間違いだらけのダイエット」(保険同人社)という書籍をだしたこと... 続きをみる
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ご兄弟、ご夫婦、知人、友人などに、ご紹介していただく時のための、名刺を作成する予定です。今後、皆様に、注射液と一緒に何個か、同封させていただきますので、ご友人、知人の皆様にも、どうぞ、ご紹介いただきますよう、お願いいたします。
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「 最後のダイエット 」の 連載 Q1 肥満とはどういうことですか A ぜい肉がつくなどというためか、肥満(=太ること)のことを肉がつくことと思っている人がいますが、これはまちがいです。肉ではなく、体に必要以上の脂肪がついた状態なのです。この体脂肪のことを医学的には脂肪組織といい、皮下脂肪がその代... 続きをみる
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オブリーンも、ゼニカル、一般名はオルリスタットも、同じ作用機序を持ちます。主に膵臓から分泌されるリパーゼを阻害することにより、脂質の分解を阻害して腸管からの脂質の吸収を抑制します。そのため、食事に占める脂肪の摂取量が多いと、下痢や脂肪便の発現頻度が高くなります。下痢や脂肪便の発現を抑制するには、食... 続きをみる
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脂質は、膵臓からリパーゼという酵素が分泌され、そのリパーゼが脂質を分解し、小腸粘膜から脂質を吸収させるようになります。脂質過剰摂取をしていると、食事に示る脂質の摂取量が過剰になり、腸管からの脂質の吸収量も増加します。とりすぎた脂質は、体内に貯蓄され体脂肪となるため、肥満の直接的な原因になります。
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肥満症の定義は、肥満症から関係する健康障害を合併する場合をもって、肥満症といいます。肥満はしていても、なんら健康障害を合併していない場合には、単なる肥満であって、肥満症とは呼ばない、そう定義されています。肥満は疾患ではないが、肥満症は疾患である、そう違いを呼べるかもしれません。肥満には、胆嚢癌、子... 続きをみる
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武田薬品が、抗肥満薬である、膵リパーゼ阻害剤(商品名、オブリーン)を発売するタイミングの時に、作成した冊子が手元にのこっていました。とても、素敵な冊子なので、私もこのブログで参考になるので、引用させていただきます。
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2021~2023年版、国民のための名医ランキング に、糖尿病分野で選ばれました。今回はクリニックで1位なのかどうかは書籍が発売されるまでわかりません。そのための、紹介文を320文字以上、336文字 以下で書かなくてはいけません。せっかく、書くのですから、ブログでも、まずはドラフト原稿レベルでご紹... 続きをみる
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昔、昔、「最後のダイエット」という書籍を、主婦の友社から出版したことがあります。 ここには、ダイエットに関係したマンガもあり、さまざまなダイエットを解説したコンテンツがたくさん、あります。その書籍から、ひとつづつ、ダイエットコンテンツを引用し解説していきたい、と思います。 昔から、糖尿病治療には、... 続きをみる
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糖尿病と肥満治療の最新医学について、GLP1関連の製薬企業も、興味深々だそうで、11月20日の講演が迫ってきました。昨日は、その準備で1日、費やしてしまいました。 企業名は明かせませんが、業界の人たちも、このブログは、みんな見てる、読んでます、と言われているので、大手製薬企業の担当者向け、糖尿病専... 続きをみる
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国際学会にも参加してきて、世界事情も十分に理解してきたつもりですし、口約束ではありますが、ノボノルディスク社の本音も理解しえたので国際標準ガイドラインを基準に、臨床を定めきました。そのガイドラインが以下のガイドラインです。 なお、原文にありますように、adult (大人)が対象です。思春期は、大人... 続きをみる
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GLP1が、少ない人が肥満になると唱っているサイトがあります。そんな話、聞いたことがありません。むしろ、GLP1が少ない人は、糖尿病になる、という話はあります。糖尿病になって高血糖になれば、痩せてきます。まず、そこが矛盾してます。また、GLP1は膵臓に作用します。ですからインスリンを分泌する作用が... 続きをみる
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米国糖尿病学会、2001−pに興味深い発表がありました。 Thermoneutrality という物質を投与すると大動脈のミトコンドリア活性が変化するとのことです。 特に、高脂肪の食事をさせたラットでは、大動脈のミトコンドリアの呼吸鎖に変化があるという内容でした。筋肉中ではインスリンが作用します... 続きをみる
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BSテレビ朝日の番組収録で、一番、驚かれたのは、サクセンダをお腹に注射したところだったようです。話をしても、解ってもらいにくいので、注射をしてみました。そのシーンが、TVのカメラマンやスタッフ達に、焼き付いたとのことです。 放映まで、どういう編成になるかは見せてもらえないですが、きっとこの漫画のよ... 続きをみる
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国際糖尿病学会(アブダビ、2018)では、アジア人は炭水化物という低カロリー食を中心にしているから長寿であるという説明でした。炭水化物を中心にしているアジア人は、カロリーが低い食事になれているため、太りにくいというのが世界での常識となっています。 たまたま、アブダビで開催されたので中東の料理を体験... 続きをみる