GLP1で運動が好きになる理由
GLP1は、筋肉細胞の中で、インスリン分泌を介して、グリコーゲンをため込みます。ですから、運動をして、グリコーゲンを使っても、GLP1濃度が高ければ、すぐに、グリコーゲンが合成され、また、運動がしやすくなります。
また、食欲ホルモンですから、運動した後でも、お腹がすいてたまらない、ということもなくなります。
そうしたことによって、運動が嫌いだった自分が、自然に、運動が好きな自分にと、生まれ変わっていきます。
体重が5kg、くらい、まず、GLP1ダイエットでは落ちることが多いですが、その時の感覚は、身体から、余分な「脂肪」という「鉛の塊が落ちた」という感覚に近いです。
鉛を背負わなくてよくなりますから、身体が軽くなります。
プールで泳いでいても、走っていても、筋肉内にはグリコーゲンが貯められやすいので、疲れにくくなっています。グリコーゲンを使って、血糖として消費しても、その後、すぐに、また、筋肉内にグリコーゲンは作られ、InとOutとのバランスが、活性化されるといってよいでしょう。
ですから、GLP1ダイエットをしていると、「運動ぎらい」が「運動すき」になることが多いのは、そうした理論で裏付けられます。
GLP1ダイエットが適している対象者は、
「運動しても、つい、その直後、お腹がすいて食べてしまう。」
そういう悩みをお持ちの方にとっては、GLP1ダイエットは、お奨めです。
強制的に、運動を推奨し、トレーニングをして、無理やり、筋肉内のグリコーゲンを使い込むわけではないのです。強制されない分、「楽」になります。
強制されない分、リバウンドが少ない、そういうダイエットになる、という理屈になります。
