サクセンダで、地球温暖化を止める!
GlP1を投与すると、胃排泄速度が低下します。
それによって、胃に食物が残りやすくなり、胃酸過多になりやすくなります。
時には、GERD(逆流性食道炎)を起こすこともあります。
ですが、その結果、脂系の食材や、脂を含むお肉など(一般的には高級肉など)を食べたくなくなります。
さらっとはいる魚や炭水化物、果物、野菜などが好きになります。
日本人の場合、ご飯が好きな民族なので、炭水化物を減らすのは、難しいかもしれません。
しかし海外では脂類を含む料理が多いので、それらを避けることで、特に、高級肉を食べなくなり、もし、炭水化物さへ最小限にするのであれば、野菜や果物を中心とした食生活になります。
その結果、ベジタリアンになりやすく、究極的には、「完全菜食主義者」、海外では、ビーガン(ヴィーガン)になる人も増えてきます。
近年、健康もさることながら、上記で紹介したアカデミー賞の100%ビーガン料理に象徴されるように、地球温暖化を考えるために、ビーガン料理を推奨する風潮がでてきました。
しかし、それも、もしかしたら、海外では、サクセンダを投薬することで、つまり、GLP1を投薬することで、その傾向を後押しすることができているのかもしれません。
2016年に、食肉消費を大幅に削減すれば、環境にも健康にもよいという研究結果をオックスフォード大学が発表しました。温室効果ガスを最大3分の2削減、世界全体で約242兆円のコストを節約できる可能性があるといわれています。
そうなると、「地球温暖化」を唱えている日本の政治家達にも、GLP1を保険承認薬にしてもらって、サクセンダを投薬することで、肥満も改善し、日本人の食生活傾向を変えることで、食肉消費を減らし、肉を減らし、牛からでるメタンガスを減らし、それが最終的には、温室効果ガスを減らすことが可能になるかもしれません。
なお、オックスフォード大学の新しい研究によると、完全菜食主義(ヴィーガン)食が世界的に広まれば、2050年までに800万人以上の命を救えるほか、温室効果ガスを3分の2削減できるということが発表されています。
おそらく、それが、アカデミー賞の昼食という形になって、全世界で話題になったのだったのでしょう。
私の患者さんの中に、国会議員がいるので、その方に、話をしてみようかと思います。