糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

最も費用対効果が良い薬の組み合わせは?

いかにも、アメリカらしい学会発表がありました。薬価を計算して、最も費用対効果がある薬は?という議論です。



1162-P — 2020 ADA
Coverage, Formulary Restrictions, and Average Retail Prices of SGLT2 Inhibitors and GLP-1 Receptor Agonists across Medicare Part D Plans in 2019


この中では、サクセンダ、ビクトーザは、おそらく、18mgだろうと思うのですが、なんと、$946.17 [$930-$968]、為替レートで計算すると、1本10万円です。



それでも、結論として、GLP1製剤は、少なくとも1製剤は使用したほうが、コスト的には、望ましいが、それは、問題が多い。特に、優先順位が高いと思われる患者さんに処方する場合には、とありました。


アメリカで、GLP-1製剤が、いかに高額で販売されているか、が、分かります。日本は国民皆保険制度があるので、国が製薬メーカーと交渉して薬価を決めます。だから、日本では、薬代がアメリカより安く入手できるというわけです。(アメリカでは、薬価は保険会社と製薬メーカーが決めます。だから、ニーズがある薬は高い金額になります。)


こういうアメリカの価格を見てしまうと、日本人で、良かった、と思うわけです。


アメリカでは、GLP1ダイエットは、「セレブのダイエット」とされるのは、こういう理由だからです。

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