糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

経口GLP1製剤で、どのくらい痩せるの?

内服するGLP1製剤で、体重が減るのは、下図に示したくらいです。確かに、DPP4阻害剤よりは、痩せます。ただし、


RYBELSUS is not indicated for weight loss


という表現がある事に、ご注意ください。体重減少を期待して、処方することには、承認がなされていない、という注意書きがあります。ですから、痩せる飲み薬が販売されるかも、、という期待は、あまり期待しないでいたほうがよさそうです。


ちなみに、常用ポンドは 正確に 0.453 592 37 キログラムと定義されているので、かりに、-6.8 lb減少したとしても、3kgの減少しか期待できません。海外の場合、平均体重が90kg越えることも、しばしばですから、そうした対象群に対して、たった3kgの体重減少では、「抗肥満薬」とは定義できないわけなのです。


あくまで、2型糖尿病の薬剤として、取り扱うべき薬剤です。また、もし美容外科医師クリニックが、「痩せるGLP1 」という唄い文句で輸入販売を始めたら、それこそ、怪しい医者だと疑ってかかってください。



×

非ログインユーザーとして返信する