ビクトーザ・サクセンダの副作用は時間とともに軽減する
糖尿病療養指導士ナースKです。
今回はGLP1ダイエットの副作用についてお話しします。
当院のGLP1ダイエット外来では、ビクトーザ・サクセンダを処方しています。個人差はありますが、副作用は軽度です。
胃排出速度を抑えて、吐き気などが多くみられますが、時間とともに減っていくようです。また注射量が多いと副作用も多く出ることがわかっています。
つまり、少量から始めて、様子を観ながら増やしていけば、生活の質を障害することなく食べ過ぎを防いでいけるはずです。
日本の臨床試験では、胃腸障害のうち最も多かったのが便秘、次いで下痢であり(各5.5%位)、嘔吐に至った症例は少数でした。
院長がいつもお話ししていますが、ビクトーザとサクセンダは内容・濃度・量とも全て同じです。違いは目盛が0.3mg刻みか 0.6mg刻みか、最大注射量が1.8mgまでか3.0mgまでか、注入ボタンの形が少し違うだけです。つまり、作用は一緒です。
必ず最大量まで増す必要はなく、気分不快なく上手に食欲を抑えられる注射量で続けて、毎日ウォーキングを続ければ、体重減少の効果はきっと表れてくるでしょう。