(GLP1.netでは検索ができます。)
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この図は、私が、東京都済生会中央病院の勤務医だった頃、外来患者に対して、行ったアンケート結果です。もちろん、「本音」を聞きたかったので、名前は無記名にして、アンケートをとりました。
すると、驚いたことに、指示エネルギーどおりに食べている人が、めちゃ少なかったのでした。指示エネルギーが低ければ低いほど、過剰摂取エネルギーが増えます。
つまり、結局、
「みんな結構、たべてるんじゃん。指示エネルギーは、ほぼ守られてないじゃん」
というのが、このアンケートの結論でした。
あまりに当たり前すぎる結論でした。
なので、学会発表はせず、ひとり、私の机の中に、眠っていました。
でも、あまりにも、もったいないので、●年ぶりに、再度、公開いたします。
糖尿病治療・新時代-夢の新薬登場
GLP1の臨床試験では、プラセボ群に中断例が多いのか、実薬群で中断例が多いのか、
それが、どういう治療法なのか、その治療の「社会的価値」が、分かります。
実際、サクセンダ3.0mgを基本にした、N Eng J Medの現論文を読んだ時には、驚いた事がありました。それは、中断例が、プラセボ群に多かったのです。
理由は容易に想像できます。
「痩せると思って、臨床試験に参加したのに、ちっとも痩せない」なら、「やめてしまおう」、そういう理由で中断したのだと思います。
そういう、サクセンダのような場合には、実薬には有効性が強くあり、危険性は少ないと言えるわけです。
さて、オゼンピックの、2.4mg QW については、どうでしょう?
まだ抗肥満治療としての承認薬剤ではないので、承認薬剤になってから、比較しても遅くはないので、それまでは比較しないでおこうと思います。
PS. Google のロゴは、いつみても、かっこいいです。バレンタインデー(英: Valentine's Day)、毎年2月14日に行われるカップルが愛を祝う日とされている。そして、今日は2月14日です。