インスリン分泌&抵抗性を改善
他の広告宣伝がすごい美容外科クリニックで、「インスリン抵抗性があるから痩せないんです」。たった、それだけの結論をえるために、数十万円を無くした、泣けちゃう! という方に出会ったことがあります。
インスリン抵抗性が、あたかも「病気」のような扱いをうけているのに、驚きを感じ得ません。
GLP1を使った治療では、膵臓のβ細胞の「増生」を促し、インスリン分泌を俊敏にします。インスリン分泌の作用を改善します。
そして、
インスリン抵抗性はあるからやせない、のではなくて、やせたらインスリン抵抗性は軽減していく、という事象の後ろだてになります。
GLP1ダイエットを行って、痩せなかった場合には、考慮する必要性がありますが、インスリン抵抗性は糖尿病になるか、ならないか、の議論の対象指標であって、何十万円も使ってしまうための指標ではないはずです。
ちなみに、HOMA-Rとは、
空腹時の血糖値とインスリン濃度から、以下の計算式によって求める、インスリン抵抗性の程度を示すとされる指数のこと。この数値が大きいほどインスリン抵抗性が強いと考えられます。正常は2以下。空腹時の血糖値次第で、いくらでも変化しえます。
HOMA-R=空腹時血糖値×空腹時インスリン濃度÷405
通常の保険診療でも測定できる指標であり、数千円です。やせたら、空腹時の血糖値もさがり、インスリン値も下がります。なので、原因と結果が、あべこべ、の説明をうけて、それで大損をしないようにしましょう。