GLP1は、生体の中にあるホルモン
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GLP1は、口から食物がはいり、食物が「小腸下部」、
小腸の下を通過する時、その食物の量にあわせて、血液中に分泌される食欲ホルモンです。
食事の量にあわせて分泌されるので、食べ過ぎると多く分泌されます。
食べていない人は、分泌が少なくてすみます。
食事の成分は、糖質とかには、かぎりません。蛋白質、油など、いろんな食事の成分に関与せず、小腸下部に「栄養素」が到達すると、分泌されます。
GLP1が少ない人は、もともと食事の摂取が少ない人ですから、やせている可能性が高いです。
GLP1が少ない人は、太っている、というのは、誤った広告宣伝です。
GLP1は、血糖値をさげるインスリンを分泌します。ですから、膵臓β細胞に作用し、インスリンを分泌することによって、糖尿病の治療薬として用いられます。
GLP1が少なくて、インスリン分泌が少ないまま、過食をしていると、糖尿病になり、高血糖になると、体外に尿糖が排泄され、やせてくる場合が多いです。
ですが、GLP1を補充すると、糖尿病は改善し、高血糖も改善し、インスリンが分泌されます。ですから、血糖がさがることによって、HbA1cが、8%以上から 以下にさがる場合などには、太ってしまうこともあります。
このように、もともと、GLP1は、「血糖を調節する役割」を担うホルモンなので、糖代謝に精通した糖尿病専門医が、世界中で日々、応用している、インスリン治療にかわる新しい注射療法です。