野菜でも、糖度8%!
(リブログです)
昔、糖尿病の食品交換表を作った頃には、
果物は「糖度」10%と計算していたようです。
ところが、今は、果物の「糖度」は、20%から30%と、あがり、
昔のように、「砂糖をかけて食べる果物」というものは、なくなりつつあります。
かつて、4S分類という新しい食事分類を創り、
「果物」は、「嗜好品」に近くなってきたから、「嗜好品として考えましょう」
と、提案してきましたが、現代になって、その考え方が認められてきそうにあります。
また、一方、従来の安全と考えられてきた「野菜」の糖度も高くなってきました。
人参の「糖度」を調べると、8%以上の、「甘い人参」が増えてきました。
こういう時代になると、「野菜だから安心。どんどん食べてください。」
とは言えなくなります。
「糖質制限をしましょう。野菜なら、大丈夫です。どんどん、
食べてください」という、キャッチフレーズは、世間に広がっているようですが、
それすら、間違いとなる時代がくるのかもしれません。
世の中の流れは、どんどん、変わってきます。
GLP1ダイエットは、油が嫌いになりますが、比較的、糖度が高い食材については、大丈夫で、食べれるのが普通で、むしろ、好きになることが多いです。
ですが、糖度20%以上の「果物」を、どんどん食べていては、やはり太ります。
せいぜい、糖度8%前後の、ニンジンくらいが、ちょうど、よい食材と言えるのかもしれません。
http://www.alphar-net.com/labo/sugarcontent1.htm