大統領選で、トランプが、この発言をしたせいで、アメリカや、世界中では、インスリン製造メーカーに対する批判が集中しているとのことです。

インスリンの価格は、画期的に安くしたはずだ。
それは、水くらいにね。

こうアメリカ大統領が発した言葉は、世界中の、現在、インスリン注射をしている糖尿病患者さんたちに、「いや、私の国では、水より、インスリンは、はるかに高い」という意識をうえつけさせたようです。

その矛先は、当然、インスリン製造メーカーに向きます。

一般的に、後発品を発売しているメーカー、
ランタスなら、グラルギンであり、それを販売しているのは
イーライリリー株式会社（USA）
です。確かに、安いです。

それに対して、ノボノリディスク社の、トレシーバーは、後発品がないので、「高価」のままです。
インスリン注射製剤の中で、最も高価な価格をつけているのが、「トレシーバー」なのでしょう。そのためでしょうか？

このトランプ発言の後、ノボノルディスク社は、世界中の、糖尿病患者さんから、なぜ、こんな高い金額のインスリン注射を使用しなくてはいけないんだ、と、お叱りをうけていると聞いています。

大きいですね。アメリカ大統領の一言は。