正しいダイエット実践の基本③ 栄養バランスの取れた食事を取るようにします。
最後のダイエットの連載
健康をそこなわずにやせるには、バランスのよい食事、いいかえれば1日に必要な栄養素を全部きちんととり、そのうえでエネルギーを低く抑えていくことが基本です。1日に必要な栄養素とは、糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの五つです。
まず糖質ですが、この栄養素を主に含んでいる食品としては、穀類、いも類、豆類があります。ダイエット中でも、糖質は、1日最低100 g(ご飯軽く2膳分)以上をとります。
次に、筋肉や血液のもととなるタンパク質です。タンパク質が多く含まれている食品には、肉類、魚類、卵、牛乳や乳製品、大豆とその製品などがあります。タンパク質は体の成分として最も重要で、1日に、自分の体重1kgあたり1~1.2gは必要です。
脂質もエネルギー供給栄養素として、糖質と並んで大事です。ダイエット中は油脂類の摂取を減らし、エネルギーを抑えるのが原則ですが、油を全くとらないのは好ましくありません。最後にビタミンやミネラルですが、これらは野菜をはじめ、様々な食品に含まれています。
出典 最後のダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行
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