糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

ポムシーニューロン

脳には、食欲亢進系のニューロンがあり、NPY神経系ニューロンが有名です。それを、抑制する新薬が日本の製薬企業が開発を試みたことがあります。ですが、たしか、その新薬は、「貧血を起こしやすくなる」という副作用があったために、開発が中断された、と記憶しています。一般的には、そういう食欲亢進系ニューロンは、AgRPと略されます。Agouti-related proteinの略です。


逆に、食欲抑制系のニューロンには、pro-opiomelanocortin (POMC) ニューロン系という経路があります。GLP1は、このPOMCニューロン系を介して、食欲を抑制する作用があると考えられています。


特に、サクセンダ、つまり、リラグルチドは、そのPOMCニューロンに対する「直接作用」がある、ということがわかっているので、あきらかに、「サクセンダは、食欲を抑制する作用のある、お薬です。」と、断言して、申し上げることができるわけです。


これに対して、1週間製剤のトルリシティは、その機能があるのか、ないのか、はっきりしていません。トルリシティを1か月も投薬をうけつづけ、結局、ひとつも痩せなかったという苦い体験をされて、当院を訪れる受診者の方も少なくはありません。


そういう、科学的根拠がないような治療法、そういう医師の指導には、傾聴しないようにしましょう。


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