妊娠時の血糖レベルが子供の肥満を決める
アメリカ糖尿病学会2020の発表です。
1244-P — 2020 ADA
Impact of Maternal Fasting Glucose in Pregnancy on Excess Weight at Preschool Age in the Offspring
これは、妊娠したら、できるだけ、血糖値をさげておかないと、子供さんが肥満になってしまうという話です。
そうであるならば、妊娠した後だけでなく、妊娠前から、血糖値をさげておけば、子供さんは肥満児にはなりにくい、と言えるのかもしれません。
その意味では、妊娠前に、サクセンダ治療をしておくことは、大事なことかもしれません。もし、自分が肥満しやすい体質であったとしたのなら、もしかしたら、お母さんが、妊娠中に、血糖値が高かったのかもしれません。
でも、母を恨んではいけません。お母さんも、そのお母さんに、その遺伝的体質をもらっていたかもしれないので。