間食を食べる量が減りますか?
GLP1受容体作動薬のひとつ、セマグルティドのデータでは、「間食」をとるのは、減るという報告があります。スライドを何枚か、示します。
この4枚のスライドを簡略して説明すると、GLP1注射製剤を投与して、どのように、朝食、昼食、夕食、間食が減るか、それを観察した臨床研究です。
当然のごとく、食欲が低下し、食事からの摂取量が減りますから、それに伴う、食事からのエネルギー摂取量が減ります。
その場合、「間食」はどうなるか、というと、間食も減ることがわかります。「朝食」が記載されていませんが、「間食」は明らかに減るはずなのです。
では、どういう食事が取れなくなるかとなると、高脂肪の甘くない食事が最も減ります。
逆に、低脂肪で甘い食事は、さほど減らないことが示されています。ともかく、高脂肪の食材ほど、食べにくくなり、低脂肪の食材ほど、手が伸びにくいということが示されています。(高脂肪が嫌いになるのは、胃もたれが起こるからでしょう。)