糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

オリスタットの上手な服用法

GLP1ダイエットを行っていて、その上で、膵リパーゼ阻害剤:オルリスタット(商品名;オルリファスト、あるいは、ゼニカル)を服用する場合には、ちょっとしたテクニックがあります。それを伝授いたします。


1.最初は、1日、1カプセルで油の多い食事中か、食後1時間以内に服用してください。


2.トイレにいって振り返って油が浮いていれば,きいています。


3.うっかりオナラをしないように注意が必要です。


4.ゼニカルを服用したその日に、どっと効いてくるわけではありません。服用して、1、2日、たってから便中に脂肪が流れているのがわかり、そこで、効いているという実感がわきます。


5.ビクトーザや、サクセンダで、胃の排出運動が低下したことで、大腸への食物の移動も、ゆっくりとなり、そこで便から水分が腸管へと移動し、便が固くなり便秘になりやすいようです。


6.そうした場合、オルリファストあるいはゼニカルは便の中に中性脂肪をたくわえたままなので、便自体を軟便にし便秘の解消につながります。


7.GLP-1注射薬を継続していると、自然に、炭水化物のような食材が好きになり、油の多い食材、油脂が多い食材は、胃酸過多を起こしやすいので嫌いになり摂取量がへります。そうすると、ゼニカルが効いてくる油脂を多く含んだ食材も減るため、ひどい脂肪便は起こりにくくなります。サクセンダとオルリスタット(オルリファストあるいはゼニカル)が相性がよい組み合わせといえるのは、そのためです。


8.サクセンダであれば、1日2,4mgから3.0mgの注射で、ゼニカル1日2カプセルくらいが、ちょうど、よい内服量になるかもしれません。ただし個人差があります。


9.糖尿病の患者さんであれば、メトフォルミンが下痢をする作用があります。だからあえて、ゼニカルとメトフォルミンとの併用はお勧めしないことがあります。メトフォルミンは安価な薬剤です。1錠9.6円です。3割負担であれば4円程度です。ならば、メトフォルミンをかりに9錠服用したとしても36円なので、それで十分だろうと考えます。


10.かりに、メトフォルミン9錠を服用していて、それでも体重が減らない場合には、ゼニカルをお勧めすることはあります。


11.どうしても、脂肪便にならない方、便秘が治らない方、体重が減らない方については1日3カプセルまでの内服が可能です。ただ、上記のように、GLP1を注射している場合には相乗効果があるので、せいぜい1日2カプセルで十分な方が多いし、便失禁などが怖ければ1日1カプセルにしておいたほうが安全です。


12、服薬するタイミングは油が多い料理をたべた時だけ、その食中か食後1時間以内に服薬することがタイミングとしてはベストです。



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