糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

若くなりたい? 糖尿病・美容内科へ、ようこそ。

昨日、フランスのPoxel社から、わざわざ、Julie Dubourg M.D.が訪問してくれました。お目当ては、ミトコンドリア改善薬である、イメグルミン、についてです。
まず、日本において、糖尿病患者さん向けに、発売を予定しているとのことです。(私の専門が、ミトコンドリア糖尿病であることは以前のブログでご紹介しましたよね。当然、私は発売後のキーパーソン、キードクターとなると見越しての表敬訪問してくださったみたいです。)


さて、ミトコンドリアとは、どういう臓器がご存じでしょうか?
活性酸素を発生する場所です。ですから、ミトコンドリアが壊れると、活性酸素がでて、遺伝子を壊したり、老化を進めたりします。特に、膵臓ではインスリン分泌を低下させます。


ですから、ミトコンドリアの機能を改善させるということは、どうなるのでしょう?
活性酸素を減らします。ミトコンドリア遺伝子を壊れにくくします。膵臓ではインスリン分泌を高めます。他にも、動脈硬化の予防になることも知られてきています。


そして、理論的には、活性酸素を抑えることは、老化防止につながるはずです。しみ、しわ、などの原因をとるかもしれません。


とうとう、糖尿病の治療薬が、若返りの薬になりえる、という時代になったわけです。


そうなった時、、食事療法はどうなるんでしょう? パーソナルジムはどうなるんでしょう? これまでの健康によいといわれていた規則正しい生活は、しなくてはいけないでしょうか?多少のお酒は飲んでもいい、という時代がくるかもしれないです。脂肪肝になりませんから。肝硬変にならず、肝臓癌の心配もなくなります。


ちなみに、イメグルミンの次のターゲットも、その次のターゲットも、続く新薬2個は、どれも脂肪肝の改善薬だそうです。運動しなくても、内臓脂肪が燃えるそうです。


高齢化社会で、加齢、肥満、脂肪肝、これまでは、どうしようもない、とりかえせないとおもっていたことが、取り返せる可能性がある薬が、どれもこれも、糖尿病の治療薬として発売されます。


もしかしたら、糖尿病と診断されて、糖尿病の治療薬をうけているほうが、やせて美人になり、若返るという事態が起こるかもしれません。そういう時代になったら、糖尿病:美容内科、という外来アイテムができてもおかしくはなさそうです。


若くなりたい、、、このニーズは、男性も、女性も同じことでしょう。どうぞ、糖尿病・美容内科へ、いらしてください。ダイエットについても、ミトコンドリアについても、ご説明できないことはありませんから。


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