お酒をとる?ダイエットをとる?
もともと、お酒は飲みません、という女性の方ほど、GLP1ダイエットは成功しやすいようです。目標体重に到達した患者さんたちの多くはお酒は飲んでおらないようでした。それに、、GLP1ダイエットをしていると、お酒の量が減ったと、話される方も多くおられます。おつまみを食べたいから、お酒をのむ方の場合です。そういう場合には、おつまみを食べたくないので、併行して、お酒の量も減るようです。
ですが、これから、忘年会のシーズンにはいっていきます。こういう時期になってくると、
サクセンダで、減量には成功したのだけれど、どうしても、お酒をのむ機会が避けられない、どうしてもお酒をのむ習慣がある、仕事で飲まなくてはいけない、お酒をのむのが仕事の一部、仕事の後のお酒チビチビがたまらなく好き、などなど、様々な理由で、ダイエットが止まって、体重が減らなくなったという相談が、いっきに増えてきました。
確かに、サクセンダを注射しても、おいしいお酒がでてきたら、ワイングラス2杯くらいで、サクセンダ3.0mgを注射していても、食欲抑制がとれてきてしまい、せっかくのGLP1ダイエットが消えてしまうのが、わかります。なんか、注射代、もったいないなー、と思いながら、ついつい商談だったり、接待だったりすると、料理店からだされたものを、食べてしまいます。
こういう時期は、割り切って、サクセンダで横ばいしょうがない、ゼニカルに期待、
接待の翌日は、ゼニカルに助けられてる、、トイレにいって、それでほっとして、体重計にのって、ほっとして、昨夜の接待で増えたカロリーは、帳消しになった、プラマイゼロですんだ、そういう気持ちにしてくれるのも、サクセンダフリーダム、という感じがします。
今夜は接待、絶対、飲むという日は、昼と夕方にゼニカルを服用しておいて、サクセンダは、3.0mgにして、それで、翌日、トイレにいった後、体重計が前日と同じか、+0.5kgの範囲だったら、よしとする。二日酔いなら、そのまま何も食べず、+0.5kgを、夕方までに帳消しにし、-0.5kgにして、夕方までには、前日の体重にもどす。。そのくらいの覚悟が必要のようです。
特に、お酒がのめる体質、具体的には、Aldehyde Dehydrogenase 2 (ALDH2)というアセトアルデヒドの分解効率がいい方(活性型遺伝子多型をもつ人)においては、こうした注意が必要かもしれません。
忘年会シーズン、、、なんとか、乗り切ってみてください!!