痩せる注射、実は臨床治験第2相まで進んでます!
注射するだけで、痩せるホルモン、、これは、まだ動物実験段階とおもいきや、欧州糖尿病学会(バルセロナ、2019)では、なんと臨床治験の第2相試験がおわり、その発表がありました。
この段階というのは、投薬量を人で試している段階ということです。
phase 2a と呼びます。
投薬量がある程度、絞りこみが決まれば、phase 2b で、最も、経済合理性にあった投薬量をきめていく作業に入るわけです。通常、その段階で、投薬量は2つ、くらの投薬量にしぼられます。それが、phase 2b ですが、今回の学会で発表がなかったということは、おそらく、phase 2bが、現在、進行中なのだろうと、推察します。
その後、投薬量が決まったら、phase 3 といって、かなり大人数の対象者に対して、投薬をして、有効性と安全性の確認をする、というのが、通常の臨床治験の流れです。
でも、Phase2aが、公開されたということは、それ自体で、すでに、人をつかった臨床研究がはじまっているという証拠なので、それだけでも、バルセロナでは、驚きをもって、その発表をきいてきました。