現代と似てるコーラビックマック症候群
2018年、アメリカ糖尿病学会(オーランド)で聞いてきて、その講演の中で、笑ったジョークを思い出しました。
コカコーラゼロビックマック症候群
つまり、飲み物はカロリーゼロを選びながら、食べ物は、ビッグを選ぶ、
こういう傾向が、強まっているという話でした。
昔は、マック店舗には、カロリーゼロを置いても選ぶ人が少なかったそうでした。ところが全然、売れなかったそうです。
ところが今は、コンビニやファーストフード店では、カロリーゼロを選ぶ人が増えました。
その安心感からか、食材には、高カロリーを選ぶ傾向もあるということを揶揄したものです。
「コカコーラゼロ」を飲んでいるから、安心してしまって、
「ビックマック」をつい選択してしまう、、つまり、心の油断の話です。
GLP1ダイエットをして、ー5kg、痩せて、喜んでしまい、
この注射をしていたら、大丈夫、と思い、
ついつい、ワインや高カロリーの食材に手が伸びるようになってしまう、、
これは、GLP1ダイエットのみならず、糖尿病の臨床でも、全く同じ現象がおきてます。
自己ベストの後は悪化する。
糖尿病では、HbA1cが、さがったら、お祝いに、食べてしまう。たいがい、HbA1cが自己ベストをだした翌月のHbA1cは、自己ベストを更新しません。嬉しくて、どうしても、食べてしまうから、のようです。
コロナ禍の2度目の緊急事態宣言の後
今、2020年1月、コロナ禍で緊急事態宣言の後に、油断がでてしまって、外出時に、人が一向に減りません。その事態と似ているようです。