糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

肝炎、NASH予防には1週間製剤を毎日、注射

欧州糖尿病学会からの引用です。


NASHについては、以前、解説した事があります。
そのNASHを防ぐためには、1週間製剤のオゼンピックを、毎日、注射するという治療法が検討されています。


これも不思議です。なぜ、毎日、注射するなら、サクセンダではいけないのか。サクセンダで、減量ができれば、脂肪肝はとれます。それが、あたかも、オゼンピックを、しかも、毎日、注射することで、GLP1の肝臓に対する何という作用機序が解決されるのかが、不明のままです。


オゼンピックは、1週間に1回の、0.5mgでも十分に効果があり、血糖コントロールが改善します。ですが、0.4mgを毎日、注射することは、研究的な側面の意味合いか、あるいは、サクセンダ、つまり、リラグルチドの特許が切れることで、多大な損害が起こることを、製薬メーカーは、阻止して、リラグルチドからセマグルチドへと処方変更をしてほしいのか、の、いずれかの目的でないと、臨床的な価値がみいだせません。


サクセンダが、かりに1日40円で注射できる時代になっても、GLP1市場が縮小しないようにと、製薬メーカーは、どんどんと違うデータを示し、市場拡大を狙ってきているようです。


それはそれで、製薬メーカーの市場社会での役目でもあります。なお、発表は、ノボノルディスク社の発表で、2020年のMay(5月)です。Harvard大学の研究成果ではありません。


そして、この講演者の結論は、「未解決、未回答の問題」が、沢山、あります。まだまだ、検討の余地がある分野です、という結論の講演会でした。


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