GLP1製剤、切り替えで、確かな事実
多種類からの、オゼンピックの切り替えで、確かに統計的有意差をあえてとらなくても、確実な事があります。それは、ビディリオンからオゼンピックへと切り替えをした場合には、ほぼ、全例、ビディリオンの注射に、戻るのを拒否するだろうという事です。
それだけ、針の太さの違いは、患者さんの、コンプライアンスに関わります。
おそらく、GLP1製剤の中で、最も早く登場したのは、エクセナチドであり、ビデュリオンは、その1週間製剤ですが、特許がきれるのも、早いかもしれません。特許がきれれば、販売元のアストラゼネカ社でなくても製造ができるようになります。それによって格安のGLP1製剤が市販されても、驚きではありません。ですが、その場合であっても、ビディリオンの針の痛みを我慢してまで、「痩せたい」と思う人がいるだろうか?と想像すると、きっといないだろう、と断言する事ができそうです。
ビディリオンは、英国のアストラゼネカ社の製品です。
今は、コロナワクチンの製剤で、日本国政府とワクチン供給について、契約をかわした製薬企業として有名になっています。AZD1222という治験名称製剤のようです。
