GIP/GLP1受容体作動薬には性差がない。
GLP1ダイエット、特に、サクセンダを応用したダイエットでは、明らかに女性のほうが効果が強い事が証明されています。GLP1濃度が高い事も証明されています。
では、次に控えている、GIP/GLP1受容体作動薬においても、同じような「性差」が認められるだろうか、という、性差を確認するための動物実験試験が、アメリカ糖尿病学会2020で、発表されました。
936-P — 2020 ADA
Plasma Proteomic Profiling Delineates Treatment Efficacy of a GLP-1/GIP Coagonist in Female and Male Mice
結論だけ申し上げます。GLP1ダイエットと違い、GIP/GLP1ダイエットには、性差はないようです。つまり、女性だけでなく、男性でも有効なダイエット法であるという事です。
Conclusions: We herein report enhanced efficacy of our GLP-1/GIP coagonist in both sexes relative to monoagonists for the treatment of metabolic disease. Wider sex-specific reductions of circulating proteins after GLP-1/GIP coagonist treatment may reflect additional metabolic benefits that are currently achieved exclusively after bariatric surgery.
ようやく、メンズダイエット、を唱えるダイエット法が、登場しそうです。
世界中で、肥満で悩んでいる男性たちが、喜びそうな発表でした。