医師は、製薬メーカーの情報提供に、感謝する
内科の医師にとって、新薬の情報は、とても価値あるものです。
もちろん、論文を得て入手する事は必要ですが、製薬メーカーのMRさんから、情報提供してもらう事が、最もてっとり早いことが多いし、しかも、迅速だったりします。
これまで多くの医師たちは、MRさんのことを、「業者」だとしか考えていなかったかもしれません。ただただ、単に自社の製品を、売り込みたいだけ、の人達だったと。
でも、最近の情勢は大きく変わってきました。ネット社会では情報はあふれかえっています。そして、医師達は製薬メーカーからは、接待を受けることもなく、モノを貰えることもなく、ただただ、新薬の最新情報しか、もらえなくなってきたのです。
こうなると、医師にとって、MRさんの存在は、MR君、ではなく、MRさん、になります。何が違うかというと、自分のために、より優れた情報を運んできてくれる、親切な人たち、という理解になるわけです。
よって、医師は、MRさんたちに、自分の空き時間は、いつなのかを、タイミングよく、見せる仕組みが必要になります。MRさんたちに、面会時間を公開することに、意義がある、ことになり、MRさんたちも、医師の診察時間を邪魔しないようにと、「オンライン訪問」する事に、自分の存在価値をみいだしてくるわけです。
iryoo.jp は、そうした「オンライン面会」という概念も実現しようとしている仕組みです。それは、患者さんにとっても、どんどんフィードバックされていきます。なぜなら、医師が、どんどん新薬情報を貰えれば、貰えるほど、時間の節約となり、余った時間で学習し、そのことで、その医師の医療レベルが高くなり、よりハイレベルの医療を、ハイレベルの臨床を、患者さんに届けることができるようになるからです。
こうした「科学的に正しくハイレベルの情報」「困っている人達にとって役立つ情報」「誰かにとって感謝される情報」が、やりとりできるマーケットプレイスであること、かつ、医療人にとって、患者さんにとって、皆にとって、ためになるプラットフォームであること、感謝し感謝されるプラットフォームであること、という理念に共感した事が、「iryoo.jp 」に、出店をしようと考えた理由のひとつでありました。