糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

ジャーナリストは英文原著は読まないの?


(上記の記事から引用)


糖尿病治療薬を使った「GLP1ダイエット」と呼ばれる減量方法に関し、日本医師会は6月17日、下痢などの副作用が出る恐れがあるとして、安易に利用しないよう注意を呼び掛けた。


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最近、検索すると、よく目にします。ですが、内容が、あまりにも(??)。


なぜかというと、GLP1ダイエットで、下痢をすることはありますが、通常は、便秘のほうが問題だからです。なのに、下痢などの副作用、という表現は、玄人記者が書いた記事とは思えません。


映画やTVドラマで、ジャーナリストは「裏をとる」と言いますが、こうやってメディアまでが勉強しないで誤った情報を拡散してしまうと、迷惑するのは、一般消費者です。プロの立場から、この記事の表現は誤っていると言えます。そして、そのポイントは、


下痢などの副作用が出る恐れがあるとして、安易に利用しないよう注意を呼び掛けた。


という文言です。なぜ、そこまで強調するかというと、当院では、「便秘」の頻度が多いので、あえて「膵リパーゼ阻害剤」である「オルリスタット」の併用をお勧めしているからです。この併用によって、頻度の高い便秘を解消する手段(臨床術)としてお薦めしています。


つまり、下痢の頻度は便秘の頻度より、はるかに低いのです。ですから、この記事の表現は、間違いです。下痢と便秘は真逆の事象なのですから。


こうした内容は、NICE(National Institute for Health and Care Excellence)という論文に、しっかりと記載されています。


以下にタイトルを示しますので、ぜひ、お読みください。2017年、つまり3年前の論文で、世界中で読まれているサクセンダの教科書です。





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