美容は「不急の医療」。外科系は大変。
美容外科医の多くが、最近、ビクトーザを処方するようになってきたとのことです。なぜだろうか、と思って美容医療協会から、下記のお知らせがあったようです。
https://www.jsaps.com/pdf/corona/corona_oshirase.pdf
結論をいうと「美容は不急の医療とはいえない」と考えます。よって、お待ちください。というような内容でした。よって全国の美容外科医師らの活動は当面、休止になるのかもしれません。
代わりに問題になってきたのが、「コロナ太り」。だから、とりあえず日本で入手できるGLP1製剤をとりよせ、「ビクトーザ」を処方するようになってきたようです。ですが、ビクトーザには科学的エビデンスが乏しく、本来は、「サクセンダ」を処方にするべきです。美容外科が、どんどんGLP1ダイエット分野に進行してくるのでしょうから、私のブログが研究されつくされるのかもしれないな、と思ってます。
私は、ブログを書く頻度が減りましたが、マスクをしながら、日々の外来をきちんとこなしています。スタッフも、しっかり勤務しています。皆様からのご支援、耐えることなく、本当に有難いと思ってます。
以下、日本美容外科学会のサイトからの引用写真です。「不急の医療」とされない分野がこの写真に該当する分野なのでしょう。写真だけみると、さすがに今は不要と考えられるものが多いのかもしれません。
「誰にも会わないからプチ整形の好機」と話をしていた声も一時期ありましたが、緊急事態発生から1週間くらいの間だけだったようです。TVの広告を見ると、その傾向がよく解ります。外科系の手術は、本当に必要な手術だけ、という時代になったようです。