ようやく承認。新規格の週1回GLP1製剤。
3月13日のニュースです。ようやく、日本でも、セマグルチドが使えます。もちろん、糖尿病患者さんむけ限定の「保険承認薬」として、です。一般名は、オゼンピック。
注射器は、とても簡単になります。本来なら、サクセンダと同じタイプのペンのはずでしたが、そういう形態ではなさそうです。
もし、これを「抗肥満治療薬」として応用するのであれば、0.5mgを毎日、注射するという方法(論文)があります。以前にも、ご紹介しました。薬価がいくらになるのかが、とても気になります。
オゼンピック皮下注は、セマグルチドを有効成分とした週1回投与のGLP-1受容体作動薬。 今回新たに承認されたオゼンピック皮下注の単回使用製剤(オゼンピック皮下注0.25mg SD、同0.5mg SD、同1.0mg SD)は、注射針がすでに組み込まれており、注射針を取り付ける必要がない。注射部位にあてて押すだけで、自動的に注入が開始できるオートインジェクションの機能を備えた注入器を用いた製剤。製品名に含まれる「SD」は、単回投与を意味するSingle Doseの頭文字に由来する。