糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

無理せず増量していって大丈夫。

リラグルチド(ビクトーザ、サクセンダ)を日本人が、0.6mgから開始するのは、リスクがあります。少なくとも、もともとハイリスクがある糖尿病患者さんむけの治療薬としてさへも、0.3mgから開始するのが常識です。それを、0.6mgから開始して、意図的に、悪心、嘔吐を自覚させて薬効を感じさせるという方法は、危険な医療行為としかいいようがありません。0.6mgから開始していいのは、あくまで欧米人体型の人、つまり、およそ90kg以上の体重がある人であれば心配ないかと思います。それでも海外のデータでは脱落者がいます。



まして、50kg台や60kg台の女性に、ビクトーザかサクセンダを、0.6mgから開始している美容系クリニックが乱立しているようですが、危険きわまりない医療サービスと言えるでしょう。


ところで、時々、以下のような問い合わせがきます。


「注射2本目に入ったのですが、全然食べられなくて気持ち悪かったので、0、6に戻してみたりしてます。こんな使い方してても大丈夫ですか?


周りから「スッキリしてきれいになってきた!」と言われます!」


0.6mgから0.9mgに増量する時でも、同様に慎重に増量してください。個人差がとても大きいので、気分不快がおこったら、すぐさま元の量にもどし、2週間は、その量で維持してみてください。そのうちに、GLP1タキフィラキシーという現象が起こってきて、次は、0.9mgに増量できると思います。そのうち、0.6mgのままだと、再び、空腹感に襲われるようになり、効果がでにくくなり、元の体重にもどってしまうことでしょう。


周りから「スッキリしてきれいになってきた!」と言われます!」


ここまで言われるようになれば、焦る必要はありません。逆に、急激に「激やせ」すると、怪しまれます。ビクトーザは「劇薬指定」のお薬です。本来なら、糖尿病専門医が慎重に指導し処方するべき薬剤です。ですから、慎重に、慎重に無理しない程度に、増量していくことをお勧めします。


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