糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

GLP1は太ると減る? えっ?

動画のおさらいをしています。youTubeを触っていると、いろんな動画がでてきます。そこである医師(糖尿病専門医資格を有する医師)が、こう発言しています。


「GLP1は太ると減るので」


えっ、そんな話は初めて聞きました。糖尿病ではGLP1は減っている事が知られていますが、日本では糖尿病は健常人と同じ体型が多く、太っていないからです。


GLP1が太ると、GLP1濃度が減る、のだとしたら、なんらのフィードバック機能があるのでしょうか?


太る事によって、通常は、高インスリン血症になります。高インスリン血症になると、お腹が空き食べやすくなります。食べると肥満します。肥満すると、食事量が増えます。食事量が増えると、小腸下部からのGLP1分泌は高まり、なんとか食欲を抑制し、血糖値を上げないようにと、膵臓からインスリン分泌を助けます。


この理論なら糖尿病専門医は誰もが理解しています。ですが、よーーーく、考えてみてください。この理論は、太ると食べるからGLP1濃度が上がるはず、という論理に思えるのです。


通常、こういうフィードバック機能が作用している人は、血糖値が上がらず、糖尿病にはなりにくくなります。


ですが、こういうフィードバック機能が作用しにくい人は、血糖値があがり、高血糖が慢性的に継続し、糖尿病になります。ここで、大きく作用機序が分かれます。


糖尿病が悪化すると、尿糖が沢山、排泄されることにより、エネルギーが体外にもちだされるので、体重は増えません。増えにくくなります。その事によって、か、どうか、しりせんが、GLP1濃度は食後低下し、分泌しにくくなります。


こういう話、一般の人には難しいのだと思います。「太るとGLP1は減るので」と言い切ったほうが、一般人にはアピールしやすいのでしょう。でも、それは科学的ではありません。


加藤まり先生にも意見を聞いてみます。動物実験でも、そういうデータがあるのかどうか。糖尿病専門医試験にもパスした医師が、このレベルだなんて、迂闊に糖尿病専門医だからと言って信用してはいけないのかもしれません。日本中の美容外科医達は、この糖尿病専門医の誤った認識を、言葉の武器として、PR広告を沢山、出しているようです。大丈夫なのでしょうか。。。。


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