続:長期的に家計にやさしいダイエット
もっとも家計に貢献するのは、
糖尿病にならないこと
ではないか、と思います。
糖尿病になると、とても治療代が高い薬が多いので、大変です。
通院しなくてはならなくなります。採血代、仕事を休むことによる時間的損害などなど、
そうした事を考えると、GLP1ダイエットを行うことで、膵臓ベータ細胞が回復し、糖尿病にならないで、済んだら、それが、最も家計にやさしいダイエットだということができることでしょう。
おどろいた事に、膵β細胞(インスリンを分泌する細胞)は、長期間、高濃度GLP1にさらされていると、細胞が増生することが知られています。ですから、もしGLP1ダイエットを、かりに止めたとしても、元に戻った膵β細胞の減りは、弱まります。膵臓は、いわば若返り、糖尿病になりにくい体質になります。
かつ、インスリン分泌も迅速になり、高インスリン血症になりにくくなります。それがインスリン抵抗性を減弱させることで、おなかがすきにくくなったり、高血糖が持続することがなくなり、いわば平常にもどりやすくなります。
GLP1ダイエットを止めるとどうなりますか? 最大の経済効果は、体重減少もありますが、長い目でみれば、糖尿病になりにくい体質を作ることのほうが大きいかもしれません。