名医との出会いは一生を左右する!
昨日も、今日も、日々、糖尿病外来を行っていて、HbA1cが6.5% 以下の患者さんが急増し、すでに半数以上から3分の2以上は、良好な血糖コントロールです。
ところが、日々の外来で、では、どのくらいの患者さんが、肥満を解決しているかと考えると、半数以上が解決していません。あいかわらず、肥満のまま、という方が多いわけです。これが、糖尿病の臨床の日常になってきました。
ですから、「糖尿病克服宣言」の、次、のテーマが必要となってきたのは、当然の流れといえるのかもしれません。
特に、サクセンダにしてから、目標体重に近づいた、あるいは、目標体重に到達したという患者さんが急増しています。ビクトーザとサクセンダは、まるで、別の薬みたい、と多くの受診者の皆様がおっしゃられます。
特に、サクセンダ2.4mgに増量してからの4日目くらいが、要注意です。まるで別の薬のような錯覚が襲ってくるはずです。
次のテーマは、肥満克服宣言、になるのかどうか、は微妙。
それに、サクセンダ以上の効果が期待できる薬剤も、これから、どんどん市場にでてきます。ビクトーザと同じように、まずは糖尿病領域から市販されることでしょう。そこで市場を得たうえで、肥満薬にするのが、製薬メーカーの常ですから。
次の注目株は、GIP・GLP1受容体作動薬(アゴニスト)、です。この薬も、おそらく、サクセンダのように、それを注射した人しかわからない、、そんな薬になる気がします。
でも、、でも、、
名医との出会いは一生を左右する。。。
この文言だけは同じ哲学で、医療活動を行こうと思っています。