ホリエモンが出版した書籍の、副作用?
ホリエモンが執筆した書籍を持ってきて、「痩せたいので、SGLT2阻害剤を処方してください。」という目的で来院される患者さんがおりました。
明らかに、その方は「糖尿病をもっています。」。ですから、正しいのですが、その副作用を解説しても、ちっとも理解してくれないようでした。
ややもすると、SGLT2阻害剤は、単なる「腹が減るだけの薬」になります。
血糖コントロールがよい人が服薬すると、太ってしまう事が多いです。
と解説しても、ちっとも理解してくれません。
マスメディアは、とんだ副作用をもたらしてくれるものです。
しかたがないので、SGLT2阻害剤は、痩せる薬ではないですよ。と念を押して、投薬をしましたが、その方は、私の話を、きちんと耳にはいれていないようでした。
SGLT2阻害剤は、「健常者が服薬してはいけません。かえって太り薬になることもあります。」と断言しておきます。これが正真正銘の糖尿病専門医の見解です。
しかし、日本では保険診療でしか入手できないはずのSGLT2阻害剤を、どうやって、ホリエモンは、入手しているのでしょうか? 糖尿病があるのでしょうか?
そちらのほうが興味があります。