糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

体温を上げるとやせられる?

「 まちがいだらけのダイエット」の 連載


 例えば「体温UPでうきうきやせるという」本があります。その中では、体温がアップしてくると基礎代謝が上がり、食べた物が燃えやすい理想的な体に変身できるとして述べられています。そして、そのための方法として、タンパク質をしっかり摂る、身体を温める根菜類や香辛料を摂る、ゆっくり入浴するなどの方法を勧めています。


机上の理論としては正しい
 体温が上がれば新陳代謝も上がりますから、皮下脂肪を維持するためのエネルギーも増え、より多くの食事からのエネルギーが必要になります。


 ですから、食事から摂取するエネルギーが同じなら、体温が高いほうがやせられるはずです。


現状ではまちがい
 この本の中では、1週間の「クリーニング減量法」(調整食2日、浄化食2日、補正食3日)と呼ばれるプログラムに沿って指定される食品を摂るようになっています。


 しかし、やせることに成功した人の報告を読むと、それだけではなく、並行して1日1000~1200kcalというかなりの低エネルギーの食事療法を行っていますから、それだけで充分にやせることができます。


 また、成功した人の体温が実際に上がったという報告はあるのでしょうか疑問です。もしこれが本当であれば、女性は生理の周期で体温の変化があるので、それにつれて体重が変化するはずですが、そういうことが実際に起こるのでしょうか。


 現状の医学では、異常に低体温の人の体温を正常値に近づける方法ならともかく、普通の人の場合、意図的に、健康を害さないで体温を高める方法はありません。


出典 まちがいだらけのダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 保健同人社 発行


        

×

非ログインユーザーとして返信する