糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

インスリン100単位を注射していた患者さんたち

今日の糖尿病外来には、お相撲さんも含めて、私の外来にくるまでは、1日インスリン量が100単位を注射していた患者さんたちが、二人いました。なので、患者さんたちです。


通常、インスリンは「太り薬」とされています。
ですが、あまりにインスリン投与量が多いと、血液中濃度が高すぎて、効かなくなり、逆に「インスリン抵抗性」という現象を生みます。


二人とも、私の外来に来る前は、1日、インスリンを4回にわけて、140単位くらい注射していました。ですが、高血糖があるので、痩せてました。


ところが、そこにGLP1を利用し、インスリンの注射量を思いっきり減らします。すると、血糖コントロールができて、体重は増え、必要インスリン量は1日30単位以下になります。二人とも、もう50単位以上のインスリン注射をすると、低血糖になると心配されていました。


興味深いのは、「インスリンは太るホルモン」、「GLP1は、痩せるホルモン」と、唄っている医師達の発言です。誤ってます。


明らかにGLP1を使って、太らすこともできるし、インスリン抵抗性の解除をすることも可能です。名前は言えませんが、幕内優勝力士は、この臨床テクニックで、最低、二人はいます。


インスリンには、血中濃度で最も効果があるレベルがある、という普通ならそれを知っているか、知っていないか、で、臨床医の腕の見せ所が変わってくるわけです。熟練した糖尿病専門医は、VRを覗くかのように、それを見極めてから治療を始めます。



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