実際、あった、ホラー映画のような実話
映画「朝田家」は、実際にあった実話を映画化した内容でした。
やはり、実話には、説得力があります。
実際、昔、とある美容整形外科が院長のクリニックでは、ホラー映画のようなシーンがあり、それをみて、「怖くて、あわてて、逃げてきました。」という患者さんも、少なくはありませんでした。
その代表的な例が、都内の中心にある某GLP1専門クリニックでした。
訪問してみると、「ダイエットコンシェルジェ」がでてきて、懇切丁寧に、ビクトーザについて、説明をしてくれたそうです。ところが、なぜか、割高な「オゼンピック」を薦めるので、「おかしい?」と思っていたそうです。
そうこうしているうちに、ダイエットコンシェルジェと、患者さんの間に、パートタイムで雇われたのであろう、美容整形外科医師が、寄ってきて、一言、質問したとのこと。
「なんの薬の話しているの? それって、どういう薬?」と、
ぽそりと、美容整形外科医師が、ダイエットコンシェルジェに聞いたそうです。
つまり、本来、処方する責任があるはずの医師が、GLP1についての「知識や経験はゼロ」だったそうです。
その光景を見て、ひそひそ話を聞いてしまった、患者さんは、あわてて立ち去って、私のクリニックに、逃げ込んできました。
本来、処方する最終責任をもっている医師が、まったく処方する薬剤の知識をもっておらず、ただただ、スタッフに説明させていた、という美容系クリニックだったわけです。
ちなみに、そのクリニックでは、ビクトーザを8本で、60万円で、売りつけていたそうです。その当時、そのGLP1専門クリニックを経験した方たちが、かなりの「後悔の念」をもって、当院を訪問されます。
確かに、世の中には、ぼったくり医師のような医師がいます。特に、美容系クリニックには。ぜひ、ご注意されてください。