糖尿病は怖い病気 @1996年
山形県で果樹園などを経営する豪農の次男として生まれた柏戸。相撲力士。
柏戸 剛(かしわど つよし、1938年11月29日 ~ 1996年(平成8年)12月8日)
山形県東田川郡山添村(現:鶴岡市)に生まれる。本名は富樫 剛(とがし つよし)。元大相撲力士。
インスリン注射をしながら、相撲を続けていたのは有名で、最期は透析、おそらく糖尿病腎症でなくなられた大相撲力士。(詳細は知りません。推測です。)
同じ山形県で、サクランボ畑に囲まれながらの、小さな開業医:医院の長男として生まれた私なので、なんだか同郷という親近感もあり、はるか昔の事だけど、お相撲さんは最期は糖尿病腎症まで放置するのか、もったいない、と思った記憶があります。1996年の事だったのでしょう。
あれから25年。
−70kg、ダイエットができる方法が、分かっていれば、元相撲力士も、糖尿病の合併症でなくなることはなかったことでしょう。
糖尿病は怖い病気です。そして、1996年頃から、GLP1は発見され、研究が始まっています。時代が違っていれば、糖尿病腎症までには、絶対に、ならないという処方ができたのかもしれません。
これからの、多くの、お相撲さんのためにも、GLP1ダイエットの考え方は、臨床的なTipsは、どんどん伝授していきたいと思います。
繰り返しますが、糖尿病は、本当に怖い病気だからです。