1週間に1回製剤のオゼンピックが発売されて、どういう結果になったか、
を公開します。

では、当院のオゼンピックの成績を以下に、示します。
他の、美容系クリニック、皮膚科クリニックでは、持ち得ない結果だと思います。
正直、オゼンピック1．0ｍｇでも、さんさんたる「減量効果」しか、得られませんでした。

サクセンダと比較し、オゼンピックが優れているというのは、「見せかけの嘘」です。だって、サクセンダ1.2mgと、オゼンピック1.0mgを比較しているのですから。

もともと、サクセンダ1.2mgは「減量目的」の用量ではありません。それと比較して、オゼンピックを優秀に見せようとしているのは、製薬メーカーが、サクセンダの製剤特許が切れるのをみこして、オゼンピックに乗り換えさせようとしているだけのデータなのです。

なんだか、サクセンダよりも、すごいオゼンピックがあるらしい、、
そう思って、サクセンダをやめて、オゼンピックに乗り換えた方がたも多いかもしれませんが、結局のところ、海外でのオゼンピックの「減量目的の至適用量」は、2．4ｍｇです。

それとサクセンダ3.0mgとを比較しないで、議論するのはおかしいし、2.4mg製剤は、日本では発売されていません。

ということもあり、サクセンダを離れて、オゼンピックを使ってみた、経口GLP1製剤を使ってみた、という方も、そろそろ、その「限界にきがついたはず」だろうと思います。

「国際的に承認されているのは、サクセンダのみ」

というのは、ただ単に、「政治的」な承認プロセスだけではありません。きちんと、サイエンスとしての「科学的プロセス」を経て、証明されています。理論的根拠もあります。

オゼンピックがいいから、やってみよう
経口GLP1が安いから、やってみよう。
SGLT2阻害剤（カナグル、フォシーガ）がいいから、やってみよう。

そうやって、他の製剤を試された方がたも、この半年間に多くおられるかもしれませんが、糖尿病専門医の私たちからみたら、美容系クリニック、皮膚科クリニックの、GLP1ダイエットは、ただただ、「私達、糖尿病専門医の、テクニックをパクって、マネしているだけ」にしか見えません。

そろそろ、目をさまして、オリジナルの「サクセンダ」に、復帰する時期だろう、、
そう考えて、思い切って、今回は「価格改定」を断行したわけです。

以下、当院で、オゼンピックをもちいた患者の体重減少（絶対値）です。％にして換算すると、驚くほどに、「低い」減量効果です。効かないといっても、過言ではありません。

ここまで、どうどうと公開している当院の情報公開スタイルに、共感をもっていただければ幸いです。

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以下、当院での、オゼンピックの治療成績です。
1．5ｋｇレベルの減量なら、意志の力で可能ですよね。

オゼンピック使用後の体重の変化
合計96名の体重、平均 1.3kg減少
男性66名の体重、平均 1.1kg減少
女性30名の体重、平均 1.9kg減少
ｵｾﾞﾝﾋﾟｯｸ使用半年以上（82名）の体重、平均 1.4kg減少
ｵｾﾞﾝﾋﾟｯｸ使用半年未満（14名）の体重、平均 0.6kg減少

体重別の変化
オゼンピック使用前の体重が60～90㎏未満（67名）、平均 0.7Kg減少
オゼンピック使用前の体重が90㎏以上（20名）、平均 3Kg減少

オゼンピック使用後のHbA1cの変化
合計96名のHbA1c、平均 0.6％改善
男性66名のHbA1c、平均 0.6％改善
女性30名のHbA1c、平均 0.6％改善
ｵｾﾞﾝﾋﾟｯｸ使用半年以上（82名）のHbA1c、平均 0.5％改善
ｵｾﾞﾝﾋﾟｯｸ使用半年未満（14名）のHbA1c、平均 1％改善

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経口GLP1や、オゼンピックを試したり、ビクトーザを試したりしている方がたは、そろそろ、本物志向にもどりませんか？　

Get Back to Saxenda　。

ビートルズの例をだすと、特に、ポールの話題をだすと、いわぶっちゃんが懐かしいですね。