中間が、ちょうど良い!
GLP-1受容体作動薬は効いていた。
DPP4阻害剤にすると、効果が弱い。(GLP1濃度にすると、生理的濃度の2倍くらい)
その中間くらいの強さがよい。
こう糖尿病外来で言われた時に、では、どのGLP1注射製剤で、どのタイミングで、
中間がちょうどよい!という投薬量を探すのが、主治医の仕事になります。
こういう作業と、OHA(内服糖尿病治療薬)との併用が、腕のみせどころになるのが、糖尿病の臨床で、ダイエットの臨床(ダイエットプラクティス)でも、同じ事が言えることが多いのです。
balanceを上手にとれる指導ができる医師が名医と呼ばれる世界が、
糖尿病臨床の世界、GLP1臨床の世界だと言えると思います。
