業界最高水準、保険診療にて処方。１か月に1回は通院、２週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬：マウンジャロ（mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

長時間作用型のGlucagon　Analog

2020/07/11 19:22

オゼンピックが発売されて、長時間作用型のGLP1製剤は、既に処方ができるようになりました。そこで、次に注目されているのが、長時間作用型の、Glucagon製剤です。

1925-P — 2020 ADA
Beneficial Effects of a Novel Long-Acting Glucagon Analog, HM15136, on Obesity and Obesity-Related Metabolic Disorders in Animal Models

全文引用は問題になるので、結論だけを述べます。

この長時間作用型のGlucagon製剤は、体重減少、高脂血症、高血糖（糖尿病など）の改善に、潜在的な　[抗肥満作用」的な効果が、すごく期待できる薬剤になるだろうとのことです。

To our knowledge, this is the first study demonstrating the potential benefits of chronic GCG engagement in the management of BW, blood lipid, and even BG. Based on these results, HM15136 may be a novel option for the management of obesity and related metabolic disorders.

既に、人を対象にした臨床試験が始まっているとのことです。試してみたいですよね。
Human study is ongoing for the clinical relevance of these findings.