味付けが濃い食事は太るって本当ですか?
「 最後のダイエット 」の 連載
Q51 味付けが濃い食事は太るって本当ですか
A 味付けが濃いということは、調味料の塩や砂糖などの分量が多いということです。減塩などをした薄味のおかずだからといって、即ダイエットにつながることはありません。
しかし、おかずの味が濃いと、ついつい御飯を食べ過ぎてしまいがち。
また、塩分を摂り過ぎると、体内の細胞が、中に水をとり込むことになって、体外に水を排泄しにくくなります。つまり、むくみやすくなってしまうのです。
これらのリスクをさけるためにも、ダイエット中は薄味にしたほうがベターです。
そもそも料理は、調味料ではなく素材の風味を楽しむものです。
美味しい料理をいただくためにも、味付けは、出汁やスープをきかせた上品な薄味が基本です。
薄味にする秘訣は、まず砂糖を減らすことです。甘辛く煮る物などは甘さが減れば、塩分も少なくてすむので、比較的スムーズに薄味にできます。
出典 最後のダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行