先生、インスリン余ってます(汗;)
インスリン注射も、これまでは適切に処方してきました。ですが、それでも注意しないと、余分にだしていることがありました。「インスリン余ってます」と言われることは、稀ではありません。インスリンは、まず転売される心配がなかったからです。
ところが、GLP1については、そういうことを外来で言われると、ぞーとします。転売される危険があるからです。なので、なおさら、糖尿病外来の担当医は、きわめて慎重に、手持ちにビクトーザが余らないようにと処方をしなくてはいけなくなりました。
これが、どれだけ外来診療において、神経をすり減らす作業になるのか、お分かりにならない方も多いとは思いますが、とても大変な作業なのです。全国の糖尿病専門医が同じ問題を抱えることになります。
ノボ社も、社会問題に広がらないようにと、なんらかの手をうってくれるのでは、と考えて、昨夜、Twitterのフォロワーになりましたが、なんにも手をうつそぶりはなさそうです。
こういう実態を、正直に情報公開いたします。きちんとした医療行為をおこなってきたという自信はあります。
