働き方改革とダイエット
「仕事に疲れて、ちょっと近くのジムにいって、1時間ランニングして、それから職場にもどって仕事します。運動させてください。太るの嫌なので。」
そう会社で上司にいっても、職場を1時間、離れることが、働き方改革によって厳しくチェックされる時代になったようです。その事で、ストレスがたまり、体重が増え、血糖値があがるという患者さんも、おられます。
仕事が時間内に終われば、その後、ゆっくりしてジムにでもいけるし、運動も増やせるのでしょうけど。仕事が勤務時間内に終わらないから、そうやって途中休憩の時間としてジムにいってます、と言っても会社は聞く耳もたないという時代になったとか。
運動にいく時間まで会社に管理されるようになった。。。。そういって体重が減らない。。と言われる方もおります。
まさか、ダイエットの強敵が「働き方改革になる」とは、
そういう方ばかりではないと思いますが、ともかく仕事は、さっさと終わらせて、自宅にもどって、あるいは、戻るための通勤時間を利用して歩くなりして、運動を増やしましょう。
「でもね、先生、仕事を早くおわせようとすると、今度は上司は、もっと売り上げを伸ばせ、というわけです。どうしたら、良いのでしょう。」
仕事時間を短くして売り上げを伸ばせる方法があれば、とっくの昔にやってるはずです。それができない、、それで体重が落ちません。と言われます。
働き方改革の執行が、こういう余波につながるとは、やっぱりダイエット指導は人生経験豊富な内科医の仕事なのではないでしょうか。。