アメリカ最高裁判決が、肥満治療を変える!
米最高裁判所は6月17日、民主党のバラク・オバマ元政権の医療保険制度改革法(ACA、オバマケア)の無効化を求める共和党側の訴えを7対2で退けたと報道されました。
https://www.bbc.com/japanese/57507596
オバマケアでは、保険会社が既往症を理由に保険加入を拒否することが禁止され、子どもは26歳まで親の医療保険に加入できることになっている。これにより、過去最多となる約3100万人の米国人が医療を受けられるようになったと発表した。
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これを肥満治療で考えると、以前は肥満があれば保険会社が肥満である事や、それによる既往症を理由に保険加入を拒否することができたが、今後は、それが拒否できなくなったということになります。
簡単に言うと「肥満」がある人でも、拒絶されることなく、保険医療によって肥満治療が受けられることになったわけです。
アメリカ人では、肥満に該当する人は、10年以内に50%を越えるとされています。となると、3100万人のうち、半数の1500万人が、サクセンダなどの肥満治療を受けられる事になった事を意味します。
サクセンダの治療が、世界の傍流だと言っているのは、日本国だけになりそうです。
世界は、どんどん正規の肥満治療や糖尿病治療が拡大していくことでしょう。