内服GLP1は、ぶっちゃけ、飲みずらい!
経口GLP1タイミング - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=k9FMLpqCKUA&feature=youtu.be
欧州糖尿病学会での取材を動画にしました。
どう考えても、都会の若いビジネスマンやビジネスウーマンは、朝、起きて、なにかパンでも口にいれて、コーヒーでも飲んで、コーヒーには、ネスカフェか、ミルクをいれて、それから外出することが多いでしょう。
その時、朝おきて、30分間、何も口にいれることはせずに、水だけのんで我慢する、っていう生活は日常的に、できるものなのでしょうか?
私は、「できない」、と、そう思います。
多くの都会の生活を送っている人は「できない」でしょう。
食べるのを「待て!」と言われて、「待てれる犬」であれば、できるかもしれませんが。
ですから、当院では、経口セマグルチドの処方は、1例にも、お勧めしていません。
せっかくの薬が、うっかり、朝、牛乳一口を飲んだだけで、パーになってしまうなんて、なんと、飲みずらい薬なのでしょう。
たったそれだけの事で、GLP1の効果は、完全に「ゼロ」になるのです。
EASD(欧州糖尿病学会)で、この演題を聴講した時、絶対、私は処方しないだろうな、、と、即決で思いました。