有効な薬がない時には、どうする?
ミトコンドリア糖尿病には、ノイキノン。その大量投与しか、治療法がなかった時代がありました。今の、コロナウイルスと同じ状況です。効く薬がない時には、効くかもしれない薬を大量投与するしかない、そう発想していた時代の事です。
特に、ミトコンドリア糖尿病が発見された時には、ノイキノン1日27錠(1回9錠x1日3回:大量投与)、処方していた時もありました。済生会中央病院の、ノイキノンの処方の、ほとんどを私ひとりで処方していた時代がありました。当時がなつかしいです。
ノイキノンのプロマネさんとは仲良しでお世話になりました。昔は、そういう大量処方している医師には、メーカーからの恩返しのようなこともできていました。夫婦で、国際コエンザイムQ10学会に招待され、イタリアの田舎町(アンコーナ?)で、スピーチしたことがあります。
ノイキノンが販売停止になると、ミトコンドリア糖尿病に処方する薬がなくなります。
イメグルミンに対する期待が、ますます広がりますね。
しかも、イメグルミンは、なぜか、日本人には効きやすいのです。
民族特異性がある、、という点も、なぜか、コロナウイルス騒動と、類似しています。
サン・チリアコ大聖堂とアンコーナ湾