脂肪分解させる機序 (シナリオ)
漫画用のシナリオ。どういう漫画になるかは、ご期待ください。
1.
皮下にたまった脂肪を分解させなければやせません。
2.
皮下脂肪は分解して、遊離脂肪酸になります。
3.
分解するたするための酵素は、リパーゼと言います。
4.
リパーゼを活性化させるには、脂肪分解ホルモンが必要で、アドレナリンなどのホルモンが必要です。グルカゴンも分解させます。
5.
インスリンは脂肪合成に作用します。ですから、インスリンを節約することが脂肪分解に繋がります。
6.
GLP1は、インスリンを分泌させます。ですから、もし、食欲抑制作用がなければ、GLP1は、痩せるホルモンとは、言えないはずです。
7.
GLP1製剤の全てが体重が減るとは限りません。特に、1週間に1回製剤のトルリシティでは、体重は減りません。
8.
中枢作用が弱い、GLP1製剤では、食欲抑制作用が少なく、必ずしも「抗肥満薬」とはなりません。
9.
グルカゴンは脂肪を分解します。ですから、抗肥満治療目的のグルカゴン受容体刺激製剤は、将来、開発されるでしょう。