糖尿病治療薬:マンジャロの処方をご希望の患者様の方々へ

業界最高水準、保険診療にて処方。1か月に1回は通院、2週間後はオンライン診療。No1糖尿病専門医。Web診療。慶大医学部卒。

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糖尿病の新薬:マウンジャロ(mounjaro)に関係した学術論文や、トピックス、ニュースなどを、要約して掲載していきます。糖尿病患者様の皆様の、学習用素材として、ご利用ください。

オルリスタット(商品名:オルリファスト)、肯定派

おならをすると失便してしまうような、膵リパーゼ阻害剤、オルリスタット、商品名は「オルリスタット」あるいは「ゼニカル」「オルリファスト」は肯定派なのですか? という質問されると、「はい、肯定派」です。と答えます。


なぜならば、オルリスタット(商品名:オルリファストや、ゼニカル)は、日本では発売されていませんが、アメリカ、ドイツ、中国、台湾などでは、薬局で容易に誰もが購入できる薬だからです。


世界的視点からみれば、オルリスタット(オルリファスト、ゼニカル)を否定しているのは、日本の厚労省だけです。 世界の標準では「抗肥満治療薬」として認定してます。特にGLP1ダイエットに併用するオプションとしては、推奨されています。


例えば、
The NICE guideline on identifying, assessing and managing obesity (2014) recommends considering pharmacological treatment for people who have not reached their target weight loss or have reached a plateau on dietary, activity and behavioural changes. The guideline recommends orlistat as a pharmacological treatment option only as part of a weight management plan in adults who are obese or have a BMI of 28 kg/m2 or more with associated risk factors, such as type 2 diabetes.という記載があります。


2014年のNICE(National Institue for Health and Care Excellence )
nice.org.uk/guidance/es14 という英国から示されたガイドラインです。


サクセンダやビクトーザとオルリスタットとは、違う機序で作用するため、どちらの効果をも邪魔しない点も優れている点です。それどころか、サクセンダやビクトーザでは便秘になりがちになります。それに対し、オルリスタットは脂肪便にし、軟便にしてくれるので便秘解消に役立つのです。つまり併用すると互いの欠点を消し合う作用があるのです。


日本では、そうした臨床的な薬剤間同士の相性を考えて、処方する医師は少ないみたいです。内科医としては、配合剤を処方する時のように、二つの薬剤を組み合わせることで、より確実な効果を期待できるようにという意向なわけです。


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