注射を海外に送る事が厳しくなりました。
以前は、インスリン注射も、海外在住に送れたのですが、今は、それが厳しくなりました。本人でないと、持ち出せないというルールになってきたようです。かつて、インスリン注射だけの時はよいのですが、GLP-1受容体作動薬、つまり、GLP1注射となると、各国で価格がかなり異なります。
以前にも記載したように、アメリカでのサクセンダ1本の金額は13万円です。ですから、サクセンダを当院で処方してもらいアメリカで転売されることがあってはならないわけです。
そうした事はありえないと思われるでしょうが、かつて、韓国では 以下のような事件が起こり話題になりました。
ダイエット注射が韓国で話題...違法施術など乱用の問題も | ファイナンシャルニュースジャパン
https://fnnews.jp/archives/2404
確実なダイエット効果があるとして大きな話題を集めているダイエット注射が、韓国・江南地域を中心に違法に乱用される事例が増え、議論になっているとのことです。
特に使用済みの注射剤がネット上の中古市場に出回っていることが確認されており、注意が要求されているとのことなので、針自体をお送りすることにも当院では最新の注意を払っております。