Closed Loop GLP1 フィードバックシステム!
アメリカで、Closed Loopのインスリン注入システムが発売されました。名称は、Omnipodと言います。これに人工知能が加われば、血糖値があがった時に察知しインスリンを投薬することができます。
2020年、日本でも、Closed Loop Insulin pump systemが応用できるようになり、1月、横浜で行われた日本糖尿病学会地方会の展示場でも、その展示が行われていました。
そしてインスリンも、GLP1も同じような分子量をもった液体です。ですから、もし、これをGLP1治療に応用したら、どうなるかと考えてみました。
食物が入ってきて小腸上部から糖が吸収されます。GLP1は、小腸下部ですから、少しだけ小腸上部での吸収が時間的に速いわけです。もし、その時に血糖値があがったことを感知して、インスリンではなくGLP1を注入することができたらどうなるでしょう?
食べたらすぐに満腹になる状態が作れます。となると、この機序をインスリンではなく、GLP1に置換したら、自然に食べても食事が止まる、それも人工知能が管理した状態で、というシステムが構築できるはずです。これこそ究極のダイエット法になるかもしれません。
そのタイミングが解り、どのくらいのGLP1を注入すればいいのかが解れば、いつでも目標体重、美容体重、モデル体重になるはずのGLP1投薬量がわかるはずです。これができると、GLP1ダイエットの効果には「個人差」が、かなり無くなるかもしれません。